第7話 <生活にアロマを取り入れる> | 2010-04-01 |
2010年3月4日~5日、入社3年目の社員を対象にしたキャリア研修を開催しました。2日間にわたって行いましたが、その際、日頃事務所でも行っているアロマテラピーを雰囲気作りのために取り入れました。研修の内容や、時間帯による心身の状態を想定し、6種類の香りを作成しました。これよりこのコラムの中で、今回使用したアロマオイルの割合やブレンドの特徴、それぞれのアロマの効能をご紹介します。
アロマオイルは、花のつぼみや樹木の葉、樹皮などから採取される自然由来のものです。本格的な設備がなくても、ハンカチに少し含ませるだけでその香りを楽しめ、また建物の中にいながらにして、公園へ散歩に出たような気分を味わうことができます。まずは自分の気に入った香りを見つけることから始めて、日々の生活にアロマを取り入れてみてはいかがでしょうか。
【午後】
①ラベンダー、ゼラニウム、フェンネル、ライム
ラベンダー…あらゆるシーンで活躍し、様々なオイルとブレンドの相性も良く万能
ゼラニウム…ホルモン・皮脂の分泌、心に至るまで様々なバランスを整える
フェンネル…心身の浄化作用に優れる
ライム…集中力を高め、気分をリフレッシュさせる効果がある
※ゼラニウムとフェンネルの甘い香りに、ライムのさわやかな香りをプラス。フローラルな隠し味としてラベンダーをほんの少し加えました。
※ライムの効果で最後まで集中して今日一日の研修内容を振り返ります。そしてゼラニウムとフェンネルの効果が、整理運動のように、皆さんの心身の様々なバランスを整えていきます。
②オレンジスイート、レモン、ゼラニウム、サンダルウッド(4:2:2:2)
オレンジスイート…心を明るくし、不眠の解消、ストレスによる胃の不調も改善
サンダルウッド…神経の緊張を和らげる。免疫系の強化にも効果があり、女性には
特に嬉しい、お肌の乾燥を防ぎ、やわらかく保つ効果もある
※オレンジスイートとレモンの柑橘系の香りに、ゼラニウムの甘い香りとサンダルウッドのエキゾチックな香りを加え、さわやかで華やかな香りにしました。
※柑橘系の香りで気分をリフレッシュし、心を明るくします。また4つの香りの効果で気持ちを落ち着かせ、集中力を高めます。
③サンダルウッド、フランキンセンス、ラベンダー、サイプレス (2:2:1:2)
フランキンセンス…雑念を払い、平静を取り戻す効果がある
サイプレス…鎮静作用、咳や喉の痛みに効果を発揮。体液のバランスを整えむくみにも効果がある
※サンダルウッドの甘い香りに、レモンに似たフランキンセンスとスパイシーなサイプレスの香りをブレンド。最後に、ラベンダーで全体にバランスを持たせました。
※(2日目を意識)研修の締めくくりとしてこれまでを振り返る皆さんに、サンダルウッド、サイプレスの鎮静作用でゆったりとした気持ちになっていただき、かつフランキンセンスの作用で(雑念を払い)振り返りに集中していただける環境へ皆さんを導いていきます。